『キプロス島歴史散歩』

新潮社(新潮選書)  2005年5月

            1200円(税別)

『エーゲ海ゆらゆら』

碧の海に点在する大小の島々。世界中の人々を魅了するエー
ゲ海は太古から人類の歴史の舞台でもあった。陽光に輝くエーゲ
海をゆらゆらとトルコからギリシアへ、世界史のドラマの跡を訪ねて。

『落日のボスフォラス』

かつては3つの大陸に君臨したオスマン帝国も、19世紀には終
焉の時を迎えようとしていた。帝国最後の100年間に、海峡沿い
の宮殿でくりひろげられた、苦悩と華やぎのドラマ。オスマン帝国
はボスフォラスに沈む夕陽のごとく華やかに優雅に滅んでいった。

『ハーレムの女たち』

17世紀オスマン帝国。宮廷内には権力闘争と陰謀が渦巻き、ト
プカプ宮殿のハーレムには美女たちの闘いがあった。跳梁する
黒人宦官と、権力者ヴァリデ・スルタン(皇太后)。その中で強く
生き抜いた美女たちもいたが・・・。華麗にして残酷な歴史ロマン。

『イスタンブールからバスに乗って』

恒文社         2001年7月 

                1700円
    

トルコの旅はバスに限ります。イスタンブールから乗ったバスはボスフォラス大橋を越えてヨーロッパからアジアへ。エーゲ海岸から内陸に入って町や遺跡を訪ね、陽光溢れる地中海岸へ。心優しいトルコの人々に助けられて、気ままな一人旅はつづきます。

イスタンブールからバスに乗って』は韓国語版がイマゴ社から出ています。残念ながら、著者は読めません。近頃、トルコでも韓国人旅行者をよく見かけるようになりました。韓国でもトルコ・ファンが増えているんですね。

『イスタンブール、時はゆるやかに』

新潮社         1994年1月  (品切れ)  

『イスタンブールから船に乗って』

新潮社        1997年9月  (品切れ)

『イスタンブール歴史散歩』

新潮社(とんぼの本)    1994年5月
                 1400円(税別)

二つの大陸にまたがる世界唯一の都市イスタンブール。海を抱き、海に抱かれた都市。2千数百年の歴史を持つ都市イスタンブール。ビザンティン帝国とオスマン帝国、2つの大帝国の繁栄の跡を偲びながら、地図を手に歩いてみよう。

『澁澤龍彦の少年世界』

集英社             1600円(税別)    

1987年8月5日、早世した兄・澁澤龍彦の少年時代の想い出をつづる。龍彦が自ら「黄金時代」と言った子供時代の日々、最も近くにいた妹が想い出の頁をゆっくりと繰ってゆく。

論創社     2004年8月          
   

16世紀、シュレイマン大帝の治世、オスマン帝国は最盛期を迎え、三つの大陸にまたがる大帝国になった。女奴隷の身分からシュレイマン大帝の寵愛を受け、皇妃にまでのぼりつめた女ロクセラーナをめぐる歴史ロマン。(図書館で見てください)

2000円(税別)

トルコの南、シリアの西に浮かぶキプロス島。アフロディテが西風に送られて流れ着いたといわれる南海の麗しの島は、地中海世界のめくるめく歴史がぎゅっと圧縮されて詰まっている。3度の訪島によって描いたキプロス島の神話時代からの歴史と現状。

集英社     1999年4月

          1500円(税別) 

版元品切れですが、文庫が私の手元にあります。購入ご希望の方はメールください。ここをクリック)

定価 460円

版元品切れですが、文庫が私の手元にあります。購入ご希望の方はメールください。ここをクリック)

定価 460円

陽光に輝くボスフォラス海峡、モスクの尖塔に群れるカモメ、夕暮れの街に朗々と響くエザーン、金角湾を黄金に染めて沈む夕陽。1881年、初めてトルコを訪れたときから思えば、イスタンブールはめざましく近代化した。だが、この悠久の都は、いかに変貌をつづけようとも、その珠玉のごとき輝きを失うことはない。

(文庫版)

イスタンブールから船に乗って黒海へ。サムスンから上陸した後は、バスでのんびりと黒海沿いにグルジア国境まで東進、さらに内陸へ、気候温暖、緑豊か観光客は少ない黒海岸はトルコ旅行の穴場かも。心暖かい地元の人々に支えられてのひとり旅。

(文庫版)

『寵妃ロクセラーナ』

集英社     1998年4月(品切れ)

集英社   2001年10月
 
       1500円(税別)
 










女、五十歳 さあ、これから』改装版

じゃこめてい出版    2008年9月
               1300円(税別)

まえに書いたエッセイの改装版ですが、少々手なおししました。50歳を迎えようという方、50代、60代の大台にのった方、これからの人生、楽しく元気にやっていきましょうね、という本です。女同士の楽しいおしゃべりのつもりで書きました。装丁は私の大好きなチューリップでお願いしました。かわいいでしょ。


『だから、イスタンブールはおもしろい
 − 歴史的多民族都市の実感的考察 ー』
藤原書店     2009年12月

           1800円(税別)

コスモポリタン都市イスタンブールには、昔も今も、さまざまなルーツを持った人々が、混然と、そして、きわめて自然に暮らしている。その多民族性が、この都市を限りなく奥深く,興味深いものにしている。民族の坩堝は文化の坩堝でもある。さまざまな民族の歴史に根ざしたコスモポリタンな魅力こそ、イスタンブールのおもしろさであろうか。


『気がつけばドッキョロージン ハッピーシングルライフ

じゃこめてい出版    2010年10月10日
                
1300円(税別) 

いまは独居老人でなくても、やがて独居老人になるかもしれない方は大勢いますよね。独居ライフのメリット、デメリットをクールに考えて、元気に、楽しく、有意義に、独居ライフ送りたいですね。独居老人のあなた、独居老人になるかもしれないあなたと、お茶でも飲みながら、おしゃべりしている気分で書きました。